夏・秋の野菜

 

薬草野菜

 

雲南百薬

(うんなんひゃくやく)

 

成 分 南米原産・ツルムラサキ科の薬用植物の葉で、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、銅、葉酸、ビタミンAなどミネラル成分を、たっぷり含んだ栄養価の高い野菜です。古くから中国や琉球でも栽培されてきました。別名「アカザカズラ」、「おかわかめ」とも呼ばれています。

 

♪ 食べ方いろいろ

  • おひたし 雲南百薬を水洗いし、沸騰しているお湯に数秒間ゆで、冷水にさらした後、ポン酢やゴマだれなど、各種ドレッシングをかけて召しあがってください。

  • 生野菜サラダの具としても使えます。ミキサーで青汁もお奨めです。

  • 炒め物の材料として、たとえばナスの味噌炒めや、ナス+ズッキーニ+トマト+雲南百薬を塩、胡椒で炒め、最後にお醤油を入れて食べます。

  • そのほか独自のアイデアでいろいろなお料理を楽しんでみてはいかがでしょう。(天ぷら、味噌汁、酢のもの、辛子和えなど)

    ・ 入浴剤としても利用できます。肌がつやつやします。

  

健康の源

 

大 蒜(ニンニク)

 

今までは青森産種のホワイト六片を中心に栽培していましたが、農薬を使わないため病害虫に犯されやすいので、来年2017年からは“上海早生”と“ジャンボ・ニンニク”の2種のみを生産することになりました。

  

栗ジャガの本命

 

インカのひとみ・めざめ

 

特 性 “アンデスの栗ジャガ”とも呼ばれ、栗のような風味を持ち、しかも調理万能型のジャガイモです。ただ作付けが難しく生産量が少ないため、他のジャガイモよりも高価格です。

皮付きのままラップに包み電子レンジで2分半(100g)暖めても、美味しく食べられます。 

価 格 1kg500円~600円です。

 

カボチャの王様

 

宿儺南瓜(すくなカボチャ)

 

特 徴 通常の丸い形ではなく、淡い緑色をしたヘチマ型の西洋カボチャです。大きなものは3㎏以上にもなる “カボチャの王様”でが、昔から品種改良が行われず、作り方が難しい希少価値のカボチャです。
栄 養 体内でビタミンAに変わるカロテンと、腸内環境を整えるオリゴ糖を多く含んでいます。皮には鉄分や亜鉛などミネラル成分が一杯あります。
レシピ さっぱりとした味ながらホクホクとした甘い食感が特徴です。煮物(ごく少量の水で煮た直後、軽く塩を振る)をはじめ、てんぷらやスープやサラダ、スイーツ類の食材として美味しく食べられます。皮付きのままで調理します。

価 格 1本(約2.3kg)で800円。サイズは大中小あり、500円~1,200円。販売数量は2本以上です。

 

オクラの王様

 

ダビデの星

Star of David

 

由 来 オクラの断面(切り口)が、ユダヤ教を象徴するヘキサグラムという六角型の星に見えることから、その名が付けられました。原産はイスラエル、あるいはアメリカのノースカロライナ州という説があり、エアルームという伝統野菜として受け継がれてきたオクラです。

レシピ 一般的なオクラと異なり、ずんぐりむっくり型の太くて肉厚なオクラで、食べ頃の大きさは8~10cm、直径は4~6cm

くらいです。大きなオクラですが食感は柔らかく、香りもほんのりとしていて、できるだけ生のまま味わうのがお奨めです。生を細かく刻んだうえ少量の水を加えてかき回すと、オクラ本来のネバネバ感が出て、そのまま食べるも良し、納豆に和えたり、蕎麦汁の薬味などに使うのも好いでしょう。生サラダの具として、また茹でたり天ぷらにして食べるなど、さまざまな食べ方が工夫できる食材です。

価 格 収穫時期によって変動しますが、おおよそ1個50円~100円です。販売単位は10個以上、50個までです。

 

にじみ出す濃密な甘さ

 

薩摩芋 “安納芋”

  

特 徴 薩摩芋の中では最も糖度が高い、甘~い種子島原産のお芋です。
この薩摩芋は“焼き芋”にしてこそ天下一品の美味しさを味わうことができますが、その場合、低温でゆっくり時間をかけて焼くことが大切です。
まず、土を洗い落とし、水気を切った後、アルミホイルに巻いて、落ち葉や籾殻で焼くか、あるいはストーブの上に載せて焼いたり、トースターorオーブントースターでじっくり焼きます。

価 格 1kgで400円。サイズは大中小さままざまで、販売数量は2㎏以上、800円からです。